混浴温泉旅行レポ(アラサー底辺が周りの男性に助けられている話)
彼と付き合う前の話。
働いている職場のオーナーが1泊2日の温泉旅行へ連れて行ってくれた。
どんな人なのかよくも分からない人と一緒に旅行に行くって勇気が要るよな。とも思う。
単に私が考え過ぎなのか分からないけれど。
いや、でもそのくらいの警戒心は持ち合わせているつもりだ。
30歳を越えても、50代の人からすれば、私のことを若い子だという扱いをしてくれる。
・1泊2日の温泉旅行
一緒に働いている歳の離れた可愛い大学生も一緒。
価値観がまったく合わないと無理だけど、問題ないから一緒にいて楽。
一緒にいて楽なことって大事だよな。と思う。
気を遣い過ぎると、疲れるだけだもん(特にマイペースな人ほど、こっちも勝手にやれるから楽なのは楽)。
本当に思うけど、誰でも良い訳じゃないから難しいよな。
四六時中一緒の旅行に行くなんてハードルが高過ぎる。
とにかく2人きりではないので、安心。
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身辺でパパ活している子たちから、お客さんにあちこち旅行に連れて行って貰った~♡という話を聞いていて、旅行好きな私としては羨ましいばかりだった。
部屋は別々といっても、リスクはゼロではないな。とも思う。
警戒し過ぎなのかもしれないけれど、優しそうに見える男性ほど危なかったりするから、人を見極めることは非常に大切だとも思う。
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お昼過ぎに空港にて待ち合わせ。
旅と言っても早朝からではなく、お昼から行動できるという気楽さが良き。
宿泊する旅館の目玉は、混浴の温泉らしい。
基本的に混浴で、女性専用になる時間が決まっているらしいけれど、
とりあえずご飯。
タイミングを逃したので、お腹ペコペコ。
懐石料理。
撮った写真が映えなかったので、HPから拝借。
美味しい〜。
一緒に食事する時も、やっぱり若い子(私は30過ぎてるけど女子大生と一緒にいて便乗しているだけ)は良いなぁ。と言われるので、男の人はいくつになっても女が好きなのだと、つくづく思う。
お酒も、好きなもの頼んで良いよ。と言ってくださる。
あまりお酒が飲めないので、アルコール頼んだ方が良いのかな?とも思わなくもないけれど、無理はしないように決めている。
食事は、かなりボリュームがあって満腹。
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旅行の醍醐味は、その場でしか知り合えない人とコミュニケーションが生まれることだとも思う。
普段、独りで旅をしていると、現地の人との関わりが増えるのも楽しいのだろうな、と思う。
女将さんと仲良くなったり、写真を撮って思い出に残るのも良い。
行って良かった土地は何度も訪れるように、その場所に行けば会える人が増えるのも放浪する良さなのかもしれない。
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混浴ゾーンが唯一女性専用になる時間があるのだけれど、食事の時間と被ったので普通に入浴することになった。
混浴って入るべき?
無理せず。とは言ってくれたものの、抵抗しかない。
彼氏でもない人と一緒のお風呂に入るって、どうなの。
全然抵抗がない人もいるとは思うけれど、私は抵抗しかない。
ちなみに女子大生は全然抵抗がない部類の方なので、気にせず混浴ゾーンに入って行った。
むしろ、その先の温泉が見たかったらしい。
いや、私も別に断固拒否する必要もないけど、別にわざわざそこ頑張る必要もなくない?と思った。
結局、私は壁の向こう側の塀は乗り越えずに、大人しく女湯で十分満喫した。
おじさまのご機嫌取りは若い子に任せて、私は一人の時間を楽しみたいのだよ(勝手)
女性はバスタオル巻いても良いことになっているけど、温泉って大体タオルを湯船に浸けること禁止されているじゃないですか。
女湯も、隠す人はフェイスタオルで隠すくらいで、バスタオルを湯船までは持ち込まない。
必然的にフェイスタオルで知らない人に裸見られるのはまだ大丈夫だけど、知っている人に裸を見られる方がよっぽど恥ずかしい。
めっちゃ葛藤したわ。
大々的に売りにしている温泉ゾーンに入らないなんて、勿体ない気もしたけれど、そこまで頑張る勇気が私にはなかった。
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朝食は付けても良いと言われたけれど、お腹がいっぱいになる。別に付けなくても良いかなと思っていた。普段は抜いているし。
よく眠れなくて、深夜に食べるという背徳感。堪らなく好き。
そして結局、朝食まで付けた。
生理前ということもあってか、食欲が止まらない。
がっつり食べた。
夢中になり過ぎて写真を撮るのも忘れたくらい。
あまり食べ過ぎて体調を崩したり、動けなくなることを配慮してセーブした。
普段は太らないために節制しているからこそ、たまにのご褒美がとてつもなく美味しく感じる。
多少、食べ過ぎても太らないことが自分の中では大きいなと思う(実際体重は増えたけど)。
食べるために生きていると思う。
大人の男性と一緒にいて、楽なんだよな。
お金全部出してくれるし。甘やかしてくれるし。
食べたいお土産を全部選んでいたら、全部買ってくれた♡
嬉しい(単純)
楽しかったです!と言っておけば喜んでくれるし、相手がいないと成り立たないけれど、お互いにとって喜んで貰うことは大切だ。
また連れて行ってくれるそうなので、次回もあったらアップします(需要があるかどうかは別として)。
美味しいご飯を食べさせてくれて、色んな場所に連れて行って貰えて、一人部屋で病んでいるよりも、よっぽど良い社会勉強になる。
大好きな彼氏と一緒に温泉旅行に来たいわ。本当にな。
・話していて感じたこと
面白いよなぁ。と思う。
自分の中では、どんなに「この人はこうだ!」と思っていても、実際に話してみると、そんなこと考えていたの?と、思いもよらなかった返答が返ってきたり、意外な一面が垣間見えたりする。
この人は、イメージ的にこういうことをしていそう。
その予想が当てはまることもあれば、外れることもあったりする。
当たり前かもしれないけど、その人の全部を知っている訳ではないからこそ、意外な一面があったりして面白い。
(この人のことをもっと知りたい!と思うことこそが恋なのだろうな。
私はまだ、本当の恋を知らない。)
リーダーシップを発揮していて、明るくて、どんなに頼りがいのある人だと思っていても、自ら根暗だと言う人もいるし(そもそも根暗の定義って難しくない?)
自分でそう思っているだけで、周りから見たら短所は短所として映っていなかったり、自分にとっての短所が長所だと捉えられる場合もある。
奥深く考え出したら、人間という生き物は実に興味深い(すぐ深く考え込もうとする)